春は一年でもっとも重要な時期【春の養生】
こんにちは!
botaniqueの村松です。
前回のブログでご紹介したマスクにガーゼの方法、多くのお客さまから反響をいただいております!
サロンでご紹介すると、みなさま「今日帰りにぜったい買って帰ります!」と。
ぜひともお試しになってみてくださいね(^^♪
自宅近くの小さな神社に咲く 白梅と紅梅です↓。
寒の戻り、昨日は煽られるほどの強い風が吹き付けましたが、
こうして梅が慎ましく可憐に咲いているのが目に楽しく、春ももうじきです。
中医学における春は 立春(今年は2/4)から立夏(5/5)までの3か月間をさします。
春は一年でもっとも重要な時期と考えられています。
冬の寒さが解け、陽の気が上昇し、自然界の生物は新しく生まれ変わり、芽吹き、発育し始めます。
そのなかで 人間はつとめてのびのびと過ごすことで、その先一年の心身のバランスが保てるとされています。
心身のリセット法、ストレス解消法をお持ちですか(^^♪
養生の原則では、「春は肝に応じて生を養う」と言います。
中医学での「肝」は概念的なもので、臓器である肝臓と、肝臓の働きによって体に起こるすべての現象を示しています。
「肝」は「気」を司っています。
「気」とはエネルギー、人体を構成する最も基本的な物質とされ、体の隅々にまで巡り、生命維持活動を支えています。
「肝」は この「気」が全身を滞りなく巡るようにコントロールしています。
春は肝に応じて生を養う...
春を丁寧に、のびやかに、食の養生を大事にして過ごすことで 一年の生命維持活動は損なわれることなく健康でいられる、
ということを意味しています。
春は一年でもっとも重要な時期、そのためにも 冬仕様のお体をリセットしておくことはとても大切ですね。
春は新陳代謝が活発になる時期ですので、リンパドレナージュやフットリフレクソロジーで冬にたっぷりと溜めこんでいる老廃物を排出して、低下してしまった免疫力を少しずつ高めていきましょう。
肝臓は解毒の臓器、血液を浄化し、全身をスムーズに流れるようにしてくれています。
また「肝」はストレスや怒りの感情にダメージを受けやすいので、感情をコントロールし、肝を養生することが大切です。
春を気分よく快適に、そして一年を通して健やかに過ごすための方法のひとつとしてリラクゼーションをみなさまの日常に取り入れていただけたらな、と願っております♪
次回は春の食の養生、肝の養生についてのお話しです。