水毒にご注意を ~夏の養生②~
こんにちは!
21日は『夏至』でした。
好きな映画のタイトルでもあります。
鬱屈とするはずの雨の、水の美しさに、大変に魅了される映画です。
夏至は一年でもっとも日照時間が長い日です。
夏至、そして夏は【陽の気】=人の内外に存在するプラスのエネルギーが高まるとき♪
とはいえ、梅雨期以降の多湿、高温による夏バテや体調不良、心配ではありませんか。
botaniqueのお客さまでも、実感としては毎年半数以上の方が何らかの不調にお悩みです。
夏バテ、不調の原因はさまざまですが、本日はその中でも【水毒】のお話です。
(写真撮影&提供 叔母)
【水毒】は 水(すい)、中医学(中国伝統医学)では体液の概念で、
体内の水分が代謝障害を起こし、スムーズに排出できない状態のことを言います。
冷え、水分や塩分の摂りすぎ、運動不足などによる代謝の低下が主な原因で、
特に多湿期は水分が体内に滞りやすいので注意が必要です。
今年は 多湿期へのお体の準備期がちょうど自粛期間で、例年より発汗しづらい可能性もあり、水毒が懸念されます。
水毒になると
めまい、立ちくらみ、耳鳴り、頭痛、吐き気、冷え・むくみ、下痢、尿量減少などの症状が出ますが、
放っておくと何らかの病気につながることもあります。
湿邪も然り(前回のブログにて)、
中医学では 多湿期に不調や病を患うと治りにくいとも言われますので、対処が必要です。
お体の循環のため水分はしっかり摂る必要がありますが、尿量が減ったり十分に発汗できないと溜まる一方ですので、
食や冷えに気を配り、運動が難しい方は できればシャワーで済まさず 入浴してしっかり汗をかくようにします。
水毒症状が重い方や 発汗しづらい体質の方は、利尿作用のある漢方を処方していただくとよいです。
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足裏の反射区、膝下、ふくらはぎまでを適度な刺激を与えながら丁寧にケアいたします。
お体が活性化され、血液やリンパがスムーズに巡り始めることで 滞っていた水分や老廃物を排出する機能が高まり、水毒症状の改善が期待できます。
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